カネゴンブログ ~自由気ままに~

PNG(パプアニューギニア)について。海外生活について。英語学習について。好きなことについて。自由気ままに記します。現在は水曜・土曜の週2回更新しています。

PNGの現在(4月上旬)

通常は水曜日と土曜日の週2更新ですが、

 

4月9日(木)に号外を出させていただきました。

いままで頑なに守っていたのにw

 

まだ読まれていない方がいらっしゃいましたら、

そちらもぜひよろしくお願い致します。

kanegonung.hatenablog.com

 

 

 

 

  **以下、本日の投稿**

 

私たちの家の次は、

現在のPNGについてです。

 

以前、紹介させていただいたように、

4月2日付けで、

PNGでは非常事態宣言が2カ月延長されました。

 
それに伴い、政府は4月7日から以下の措置を執ることにしました。
 
・国内線については、主要都市のみ、便数を制限して再開する。
 ただし、旅行を必要とする十分な理由があること。
・公共交通機関の運行が再開される。
 ただし、25ー30人乗りは15人まで。それ以外は許容上限より5人以上少なくすること。
 (おそらく、メインの対象はPMVという公共バス)
警察長官の書面による許可がある者等以外による、ウェスタン州、西セピック州、東セピック州、及びコロナウイルス感染者の存在が確認された州への出入りを禁止する。
 ただし、燃料、食料、医薬品、不可欠なサービスの関係者については引き続き越境可能とする。
 (簡単に言うと、医療体制が整っていない地方都市へは行けないということ。キウンガはウェスタン州です。はい。ド田舎です。)
・それらの州以外の徒歩、車両、船による州境の移動は制限されない。
・学校は4月27日(月)から再開する。
酒類の販売は許可されたスーパーマーケット、レストラン、ホテルのみに制限する。
 
 * なお、イースター連休中(9~14日)は国内全域の公共交通機関を停止する。
 
こんな感じです。
 
 
3月20日(私たちの出国前日)に1例目の感染者が出たあと、
発症者が出なかったため、規制緩和傾向にある感じですかね。
1が2にならなくてよかった。
 
 
ところが、
4月6日、
マラペ首相が記者会見を行い、
PNGで2例目の感染者が出た旨を報告しました。
 
 
それが、
海外渡航歴の無い40歳女性。
 
 
まさしく、
「非常事態」です。
 
 
というのも、
1例目は、ヨーロッパからPNGに入国した、オーストラリアの方でした。
(その方は、治療を受けるために母国に帰りました。)
 
速やかに国境を封鎖したこと、
その後発症者が出なかったことから、
PNG国内にはウイルスは一切無いということになっていました。
 
 
しかし、
ここにきて、
海外渡航歴の無い現地の方の発症・・・。
 
当然、
感染経路は現時点で不明。。。
 
 
政府は、ただちに、
その地域の
州境閉鎖。
PMVの運航停止。
休校。
夜間外出禁止。
 
と策を講じましたが、
どうなるんでしょうか。
 
 
スタッフさんが言っていましたが、
PNGのそれぞれの任地は、
陸路がなく空路でしか移動できないため、
すべて離島扱いになるみたいです。
だから、
他国と異なり、
我々の首都退避は早く決断できたんですって。
 
逆に言えば、
空路のみのため。
州境の閉鎖をしやすく、
封じ込めやすいのは事実です。
 
でも、
人と人との距離が近く、
衛生状態があまりよろしくないのもまた事実です。
 
  
今回の発症地域はココポです。
 
派遣されてすぐ総会を行った場所。
現地語訓練を受けたOISCAの近くです。
 
そうです。
同期や先輩、後輩等、
活動している人が1番多い場所であり、
多くの戦跡が残っていることから、観光客が最も集まる場所でもあります。
 
先生が大丈夫かな。
 
キウンガと異なり、
ある程度栄えている都市のため、
最低限の医療は受けることができると思いますが、 
侵入経路がわからず、
すでに誰かにウイルスが潜伏している可能性もあり、
おそろしい状態が続いています。
一気に感染拡大されなければいいですけど。。。
 
 
そして、
仮にコロナウイルスが落ち着いたとしても、
同期たちは任地ココポに戻れるのか?
風評被害とか大変なことになってないかな。
万が一犠牲者なんか出てしまったら、、、
日本人、アジア人というだけで、
つらい経験をしそうです。
人のことを心配している余裕もないですが。
 
みなさん同様、
本当に先行きわからない状態が続いています。